シリーズ本編第2巻。
リナとガウリイが訪れたアトラス・シティでは、魔道士協会の評議会をめぐる事件が起こっていました。評議長『白のハルシフォム』が半年ほど前に失踪し、2人の副評議長『紫のタリム』と『青のデイミア』が抗争を繰り広げていたのです。
リナたちは、タリムのボディ・ガードとして雇われることになりますが、デイミアの屋敷にある巨大なプールの底に封印されていたハルシフォムを助け出したことから、事態は思いもかけない方向へ向かって動いていきます。
デイミアとともに「不死の探究」をおこなっていたハルシフォムは、かりそめの不死を得るために、魔族のセイグラムと契約を取り交わしました。それを知ったタリムは、ハルシフォムとデイミアが仲違いしたのを機に、ハルシフォムを封印することに成功しますが、偶然にもリナがハルシフォムの封印を説いてしまったために、ハルシフォムの実験台にされてしまうことになったのです。
リナたちは、ハルシフォムとセイグラムを相手に戦います。最後は、ハルシフォムの暴走を止めたいと願う助手のルビアの手によって、ハルシフォムはとどめをさされることになります。
この巻もやはり王道ファンタジーですが、前巻よりも多少シリアス寄りのストーリーになっています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年3月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年3月7日
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