勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年6月15日発売)
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「フレームワーク」とは、著者自身の説明では「何かの概念や考え方を自分なりに束ねて整理して、考えやすくするもの、覚えやすくするもの」です。本書の内容に即していえば、ビジネスの現場で問題を発見・分析・解決するための枠組みのことを意味しています。

本書では、「論理思考力」「水平思考力」「視覚化力」「数字力」「言語力」「知的体力」「偶然力」の7つの力について具体的に解説することで、それらの上位概念である「フレームワーク力」すなわち、さまざまなフレームワークを発見し活用する能力を高めることを目標にしています。

著者自身も述べていますが、こうした本は読んだだけでは意味がなく、さまざまな場面で実際に使いこなすことができるようになるための訓練が必要です。本書の解説自体はたいへんていねいで分かりやすかったのですが、もっと多くの具体例を示してもらえたら、自分自身がふだんの仕事や生活の中でこれらの力を伸ばしていく糸口を見つけやすかったのではないかという気がします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 法律
感想投稿日 : 2017年2月5日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年2月5日

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