工業製品ではない情報とは何かということを論じた作品。単純にインターネット社会の出現を予想した論文ではない。
放送業、ブランド品等、物質的ではないサービス業を情報産業という作者が定義した単語を、論じられていて説得力があり、一読の価値がある。
驚異的なぐらいに、60年代に書かれたとは思えない。非常に論理明快で、モレなく論述されており、また、無学な私にも読み易い作品。
グーグル、LINEなど無料のネットサービスを論じる前に、まず抑えておくべき作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2015年5月2日
- 読了日 : 2015年5月2日
- 本棚登録日 : 2015年5月2日
みんなの感想をみる