最近はとみに日本、中国、韓国、北朝鮮、そして東南アジア諸国の関係がとてもギクシャクしてきたように感じる。(正しく報道されているかどうかは不問に付すが。)このような状況にあって、自国の考えを主張することはとても大事であるのだが、それには、この東アジアが歩んできた歴史を学ぶことが必須であろう。「はしがき」にあるように『直ちに共通の歴史認識を得るのは無理としても、そういった賢明かつ上手な知的態度が、東アジアに生きる人々すべての、言わば「人間力」の一部として、求められる時代になっているのである。』至言であろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史関連
- 感想投稿日 : 2012年7月15日
- 読了日 : 2012年7月15日
- 本棚登録日 : 2012年7月8日
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