素晴らしかった。
後から振り返ってみると「なぜあんなことをしたのだろう」と後悔するような行動は、その時の自分にとっては必要なことであり、間違っていないのだろう。
しかし、その時の正解は振り返った時に不正解になることもある。
この本ではその行動がきっかけで、大切な何かが失われたり、認めたくない事実を受け入れたりする。どのような状況でも、息を吸ってご飯を食べて、目の前の現実に向きあっていかなくちゃいけない。
その時の正解、後からの不正解。それらがもたらす喪失感。とても気持ちいい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年8月11日
- 読了日 : 2013年8月11日
- 本棚登録日 : 2013年8月11日
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