(2016/10/12読了)
「和菓子のアン」の続編なので借りてみたが、読後3年だ経ち、人物を含め設定がなかなか思い出せず、記憶を辿りつつ読み、読後、前作の自分の感想を見て、納得。主人公の杏子は、主人公とは思えないほど普通の子だったんだっけ。
震災後に間も無く書かれたのか、まつわる社会情勢を反映している話もある。杏子の考え方には、賛否が分かれるだろう。
タイトルに「青春」とあり、恋愛模様が描かれてると予想していたけど、かなり控えめなもので、立花さんの行動が杏子への恋心なのか、いまひとつはっきりわからない。これは続編がありそうだな。
(内容)
ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会える。ベストセラー『和菓子のアン』の続編。
(目次)
空の春告鳥
女子の節句
男子のセック
甘いお荷物
秋の道行き
あとがき
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
さ行(坂木 司)
- 感想投稿日 : 2016年10月12日
- 読了日 : 2016年10月13日
- 本棚登録日 : 2016年3月31日
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