パレード

著者 :
  • 平凡社 (2002年4月25日発売)
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本棚登録 : 770
感想 : 168
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(2019/4/2読了)
図書館でまだ読んでない川上さんの本を見つけたら、センセイの鞄のサイドストーリーでした。
前作を読んだのが9年前なので、細かなことは覚えてないけど、ふわっとした優しい空気感は覚えてる。
《センセイのてのひらが離れて、わたしのてのひらが淋しくなった。》こういう感性が好きなのよね。
ドラマを観た時も、本を読んだ時も、そこにない部分を想像したり、続編にならないかなと期待したり。
作者さんでも、ましてや自作でも、そう思うことってあるんだな。

(内容)
夏の午さがり、ツキコさんがセンセイに物語る、幼い日のできごと…。「センセイの鞄」のふたりが過ごした、遠いこだまのような時間、もうひとつの物語。「センセイの鞄」のサイドストーリー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: か行 (川上 弘美)
感想投稿日 : 2019年4月2日
読了日 : 2019年4月2日
本棚登録日 : 2019年4月2日

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