(2019/4/2読了)
図書館でまだ読んでない川上さんの本を見つけたら、センセイの鞄のサイドストーリーでした。
前作を読んだのが9年前なので、細かなことは覚えてないけど、ふわっとした優しい空気感は覚えてる。
《センセイのてのひらが離れて、わたしのてのひらが淋しくなった。》こういう感性が好きなのよね。
ドラマを観た時も、本を読んだ時も、そこにない部分を想像したり、続編にならないかなと期待したり。
作者さんでも、ましてや自作でも、そう思うことってあるんだな。
(内容)
夏の午さがり、ツキコさんがセンセイに物語る、幼い日のできごと…。「センセイの鞄」のふたりが過ごした、遠いこだまのような時間、もうひとつの物語。「センセイの鞄」のサイドストーリー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
か行 (川上 弘美)
- 感想投稿日 : 2019年4月2日
- 読了日 : 2019年4月2日
- 本棚登録日 : 2019年4月2日
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