シアター! 2 (メディアワークス文庫 あ 1-2)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2011年1月25日発売)
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本棚登録 : 11266
感想 : 1110
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表紙が司、巧、千歳の3人だった1作目は
あくまでも3人を中心にストーリーが展開していたけれど、
表紙に他の4人が登場したこの2作目は
シアターフラッグのみんなが、それぞれの悩みやこだわりを抱えて
より生き生きと動き出して、楽しい。

取るものもとりあえず、神戸まで巧を迎えに行った牧子の
「何で牧子が迎えに来たのって訊いて」 とか

ふだん頼りない弟よりも、意外にファザコンの司の
「すごいな、君は」 「声だけで俺を救っちゃうんだな」 とか

転げまわっちゃうくらい胸がきゅんきゅんするセリフ満載です♪

高飛車な支配人が君臨する大手劇場を蹴って
特設会場を設営して挑む舞台が描かれるであろう第3巻、
とてつもなく楽しみです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: あ行の作家
感想投稿日 : 2012年5月23日
読了日 : 2012年5月22日
本棚登録日 : 2012年5月23日

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コメント 4件

円軌道の外さんのコメント
2012/05/23


うわぁ〜っ!!
確かに転げまわっちゃうくらい
胸がきゅんきゅんするセリフですよね!!(≧∇≦)

男の自分でも思わず
ばきゅ〜んって
胸撃ち抜かれましたよ(笑)


そういう女心を知って
カッコいい男を知る意味でも
有川さんの小説は参考になるし、

劇団の裏側って
かなり興味あるんで
読んでてワクワクするんですよね(^_^)


自分はまだ
一巻までしか読んでないんで(汗)
次また出るんなら
早くGETしなきゃっ(^_^;)


ちなみに自分は
千歳がタイプだけど(笑)
まろんさんはやっぱ
司ですか?

まろんさんのコメント
2012/05/23

ううっ!好みを完全に見抜かれている。。。

鉄血宰相の司さん、大好きです♪
自分で思ってるほどクールじゃなくて、
仏頂面しながらも巧や千歳に救いの手を差し伸べちゃうところとか♪

あと、1巻目では、シアターフラッグの中では一番、
そつがなくて世慣れたイメージだった茅原が
2巻目では意外な趣味趣向の持ち主であることを表明してて
1巻目の5割増しで好きになりました(笑)

でもやっぱり、一番は司だけど♪

永遠ニ馨ルさんのコメント
2012/05/28

こちらでは、はじめまして♪
1作目に輪をかけて盛り上がってまいりましたね、2作目!
周囲の人間模様にもスポットを当て、それぞれが大なり小なりのそれぞれの悩みを抱えているさまを浮かび上がらせて、物語に深みが増した気がします。
私は、牧子の、オトコマエなのに健気なところが大好きで憧れます。あんな女性になりたいな、って。
小宮山の、2枚目な見た目のクセして想いを寄せる相手のために全力で支えたい、という縁の下の力持ち的な部分に打ち抜かれちゃいましたよ(笑)

いよいよ返却期限の迫る第3巻が、本当に楽しみですね!

まろんさんのコメント
2012/05/29

永久に馨ルさん、いらっしゃいませ~♪

そうそう、牧子、凛としててカッコイイんだけど、
時々こっちが照れちゃうくらい、かわいいですよね。
牧子が、千歳の力量を認めた上で、
それならずっと自分は彼女の先を走って追いかけさせてやる!
と決意するところは、心を鷲づかみされました。

いちばんモテそうな小宮山が、ぜんぜんチャラチャラしてなくて
あんなに地道かつ気長にチャンスを待っていたとは、
またもや有川さんにヤラレター!という感じです(笑)

早く第3巻が読めるよう、有川さん宅に向かって
一緒に呪文を唱えましょう!(*^_^*)

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