春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2004年12月18日発売)
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感想 : 1083
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「小市民」として穏やかな生活を送るために、お互いを楯にし合って、
面倒なことには首をつっこまない。

おもしろい関係だけど、自分に能力があるのがわかってて、
なんだかちょっと嫌味な感じ?と思いつつ
おいしそうなクレープやいちごタルトに目を奪われつつ読んでいたら。。。

「小市民」たることに小鳩くんより熱心だった、影の薄い小佐内さんが
大事ないちごタルトを乗せた自転車を盗んだ犯人に遭遇して
小動物のような容姿からは想像もできないような
本性を現し始めるあたりから、俄然おもしろくなってきます!

小佐内さんの過去に何があったのか、次を読まずにいられない♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: や行の作家
感想投稿日 : 2012年5月17日
読了日 : 2012年5月17日
本棚登録日 : 2012年5月17日

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コメント 3件

まろんさんのコメント
2012/05/18

torachanさんおすすめの本だったから、はりきって読んじゃいましたよ~♪

ココアはもちろん飲みたくなりました!
そして、うちのレンジで牛乳パックがまるごと温められるか試し!

。。。安いレンジだから高さが足りなかった(ノ_・。)

パフェと栗きんとんは図書館に置いてなかったので、ブックオフに向けて
さがれ~さがれ~の呪文唱え中です(笑)

雀宮さんのコメント
2012/05/28

小鳩くんの事、これって中2病ってやつ?なんか嫌味・・・とか思いながら読んでました(笑)
小佐内さんの本性見えてくると、振り回されて面白いですよね(^^)

まろんさんのコメント
2012/05/28

雀宮さん、こんばんは!

そうそう、まさに中2病って感じですよね。小生意気な感じが(笑)

小佐内さんは、中盤までの影の薄さから、
まさか「とてつもない執念深さ」を隠していたとは
予想だにしてなくて、びっくり!
過去にどんな執念深さを発揮していたのか、興味津々です♪

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