はじめての言語学 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2004年1月21日発売)
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本棚登録 : 1085
感想 : 108
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言語学について知りたくて、「言語学」をキーワードにしてGoogle検索して見つけた本。
言語学とはどういうものかを、とてもやさしく説明している。まず最初に、言語学を専門にしていない人が抱く言語学のイメージを一つ一つ否定していく。そして、じゃあ、言語学ってなんなんだ?と疑問を持ち始めた頃に、少しずつ具体的な言語学の世界へ導いてくれる。
「音」について。世界にはいろんな言語があり、各言語特有の音(発音)があり、それはほぼ日本語や英語などのヨーロッパ言語の一部しか知らない私にとっては非常に興味深いものだった。特に、アフリカで話されている「コサ語」についてはどうしても聞いてみたくなり、youtubeで検索して実際に音を聞いてみた。新しい世界が開けたような気がした。
その他、「文法」、「分類」についてもとても興味深く、言語学についてますます興味が湧いてきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 言語
感想投稿日 : 2016年8月28日
読了日 : 2016年8月26日
本棚登録日 : 2016年8月28日

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