こんな世界にもっといたかったかもなぁという気持ちになる。懐かしい。
子どものことろは、もっと、ほんとうにささやかなことで傷ついたり嬉しくなったりしていた。自分の心が何を感じていたのかもっと正直であった。自然の音を聞き、においをかいで、のんびり空想にふけっていた。
周りにあらゆるものに、もっと感じる心をもていたよう思う。
大人になっていくのはそれはそれで楽しい。だけど、子どもの、あのぼんやりと、いろいろなものを感じながら過ごす時間も好きだったなぁっておもってせつなくもなった。どんどん時間というものを意識するようになっていくうちに、忘れられていく感性があるなと思う。
中学生になりたての頃出会った本です。数年ぶりにふとこの本の内容を思い出して、読みたくなって思わず買ってしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
詩
- 感想投稿日 : 2012年2月26日
- 読了日 : 2012年2月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月26日
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