突然目の前に現れた男にくじを引かされ、フルムメアが支配する異界へ飛ばされた夕月。スタープレイヤーとして10の願いを叶える力を与えられたが、そこは様々な欲望と思惑が交錯する世界で…。
これまでの恒川作品とは全く趣の異なる作風で、本当に同じ作者が書いたのかと思うほど。本作はそれなりに面白いのだが、これまでの「暗く冷たい異世界」を描いてきた恒川ワールドに惹かれてきた身にとってはちょっと複雑な心境。いつまでも同じ作風でいるわけにはいかないのはわかっているけれど。
(B)
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- 感想投稿日 : 2014年12月7日
- 読了日 : 2014年12月7日
- 本棚登録日 : 2014年12月1日
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