嘘だらけの日仏近現代史 (扶桑社新書)

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  • 扶桑社 (2017年3月2日発売)
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日本の大学 哲学部、歴史学部がない
パリ大学などヨーロッパの大学では古代ギリシャのアリストテレス、あるいはその師匠筋のプラトンやソクラテスの哲学が盛んに研究される。人文科学、社会科学、自然科学といった学問の区分を始め、欧米の大学の論理体系の基本的枠組みは、すべてアリストテレス哲学に行き着く。いわば、現代の学問をつくったのがパリ大学

アリストテレスの古典とは、十字軍がイスラム世界から持ち帰ってきた逆輸入だという話は、ヨーロッパ人がいいたがらない話です

1538 地中海の覇権を奪おうとヨーロッパ連合軍が望んだプレヴェサの海戦ではオスマン帝国に大惨敗

フランスのカルバン派はユグノーと呼ばれる

絶対主義 王権神授、官僚制、常備軍、重商主義、諸侯と宗教勢力の鎮圧が必要
これを完璧に実行したのが足利義教

リシュリューの後継者 イタリア人のジュール・マザラン

ルイ14世 聞き分けのない貴族をうまく統制した ヴェルサイユ宮殿 参勤交代

ロベスピエール 狂人とは理性をなくした人間のことではない、理性しかない人間のことだ 革命に必要なのは徳と恐怖だ

イラン 選挙で選ばれた大統領はいますが、その上に宗教指導者がいる 裁判所がなんといおうが、コーランの方が上。(国家より宗教が上)

ウィーン会議 世界の大国はすべてヨーロッパ
ヴェルサイユ会議 大日本帝国が世界の秩序に責任をもつ立場 フランスやイギリスはそこらじゅうで恨みをかっている。イタリアやドイツは紛争当事者。大日本帝国だけが誰の恨みを買っておらず、誠実が仲介をできる対億。結局国際連盟は大日本帝国が支えていた

日本人に必要なのは学びです。誰かが知っている正解を当てて褒めてもらうお勉強ではありません。それは支配される勉強です
真の学問とは、世の中で何が問題なのかを自分で探し、解決策を考え、そして実行していく学びです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年3月13日
読了日 : 2017年3月13日
本棚登録日 : 2017年3月13日

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