新装版のアーレント『アウグスティヌスの愛の概念』みすず書房、読む。訳者「アーレントの政治思想の展開と著作収録」が増補。「人間であることと自由であることは、同じこと」。人間のユニークネスを問う全ての出発になる本書は幅広く読まれて欲しい。
https://twitter.com/ujikenorio/status/322389958788780032
補足。先のアーレント『アウグスティヌスの愛の概念』(みすず書房)は、神学的手法ではなく哲学的手法でテクストと向かい合うという好事例。しかもそれは、「アンチ~」にはなっていない。ここに哲学のいうクリティークの本領があるんだなと実感できます。ぜひ、手にとって欲しいと想います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
キリスト教
- 感想投稿日 : 2013年4月12日
- 読了日 : 2013年4月12日
- 本棚登録日 : 2013年4月12日
みんなの感想をみる