天使の囀り (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2003年3月14日発売)
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本棚登録 : 891
感想 : 85
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実写化希望な作品。後半の科学的なアプローチは『リング』あたりで一時期流行ったサイエンスホラーの流行に乗った感じがして微妙なんだけど、前半いろんな人がいろんな手法で死んでいくところは不条理ホラーとして是非映像化してほしい!
貴志祐介作品って良くも悪くも後に残るものがないというか、あまり頭を使わずに読める純度の高いエンターテイメント作品というイメージがあるが、本作もやっぱりそう。
「エンターテイメントとしての不快感」を存分に味わえる楽しいホラーでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年9月19日
読了日 : 2015年9月19日
本棚登録日 : 2015年9月19日

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