戦艦武蔵 (新潮文庫)

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巨大戦艦時代が終焉をむかえる中、最後の巨大戦艦になるのかな。
宝の持ち腐れみたいに、機密にしていた戦艦やけど、いざ、使う時には、もう負け戦確定的…
何か、悲しさ満点やな。

こんな巨大なもの作るのには、その機材を運ぶのも大変で、巨砲運ぶ為に、運ぶ船作らなあかんとか…
巨大戦艦建設の最大の難関は、進水なんか…

武蔵の建造から、沈むまでの話やけど、ほとんどは、戦いまでの話が中心。

実際に、もう時代は、戦闘機中心の時代に移行して、不沈艦と歌われた武蔵建造の帝国海軍の夢と野心は…
何か、神話が一人歩きしてる感じ。

その神話が崩れた時、武蔵本体の運命は知らんけど、乗組員の運命が悲惨…

神話という夢は、いつか醒めるのに…
夢のままなんかムリやのに…

じっくりと真実を見て、
じっくりと考えて、
早急に対処する。

戦時の異常心理か知らんけど、ちゃんとして〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月14日
読了日 : 2023年11月14日
本棚登録日 : 2023年11月14日

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