歌舞伎町セブン (中公文庫 ほ 17-7)

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年9月21日発売)
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感想 : 218
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仕事人やん!
歌舞伎町限定の!
ジウシリーズなんやけど、何か、趣向が変わって来た気もするな。
まぁ、面白いから、別に良いけど。
東さんは、相変わらず現役で嬉しいけど、当初シリーズの登場人物は、もうほとんどおらん。
舞台が歌舞伎町ってだけで。
でも、延々に人物が変わらんのも現実的やないのかもしれん。
要は、歌舞伎町の何人も呑み込むような、そんな町で、もがき続ける光と闇を描いているのかな?
法律ではなく、歌舞伎町の法律(ルール)に反した輩を裁く!歌舞伎町を落とし込むようなヤツらだけを!
陣さんの武器も仕事人っぽい。針みたいなんが武器とか。

セブンなんで、7人揃わんと再結成にならんとか、おまじないみたいやけど、歌舞伎町自体に認めて貰わんとあかんって事なんかな。歌舞伎町自体に意思があるような感じが、良い。
魔界都市新宿みたいやけど。

もう少し、東さんに活躍して欲しい気もするけど、活躍するって事は、セブンが危ないって事だし、微妙。

歌舞伎町には、闇がいっぱい〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年5月7日
読了日 : 2023年5月7日
本棚登録日 : 2023年5月7日

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