最初は、上中下巻と随分長い作品であることに対して、飽きっぽい私でも無事に読み終えることができるか、少なからず不安もあった。
しかし、上巻を読み始めてからは、読み終わる前に、「これはマズイ」と急いで書店に行って中下巻をまとめ買いしてしまうほどのめりこんでしまった。
この本は王道のSFでありながら、様々なジャンルが組み合わされており、長くとも飽きさせない。
また、物語の締め方も、「単純に良い本であった」と、単純に本を閉じることができない。何か人間として考えざるを得ない、深いテーマを投げかけてくる。
そういった意味でも飽きさせない、心に残る一冊であった。
アニメ化もされているが、私としては、ぜひとも本で、文字で新世界よりを楽しんでほしい
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月1日
- 読了日 : 2016年7月1日
- 本棚登録日 : 2016年7月1日
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