レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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  • 東洋経済新報社 (2007年6月29日発売)
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● 「人生から何を得るかを問い、得られる物は自らが投じた物によることを知ったとき、人は人として成熟する。」ピーター・ドラッカー『断絶の時代』

● 「理想的な一日にしようとしないなら、誰か他人に振り回される。」マジョリー・ブランチャード

● 「労力」「時間」「知識」「人脈」にレバレッジ(てこの原理)をかけ、“Doing more with less”(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。)を実現する。

● わたしはやるべき仕事を、他動詞的に「やらされる」という語感の「To Do」ではなく、「自発的に請け負った仕事」という意味のある「タスク」という言葉を用いています。これもアクティブとパッシブの発想です。

● 「無意識的に小事に取り組んでいるのは、意識的に大事に取り組まないのと同じことである。」スティーブン・R・コビー『7つの習慣 最優先事項』

● マニュアルの本来の目的は、一定の仕事レベルにまですべてのスタッフの能力を引き上げることです。時間を短縮し、最短ルートを通るためのツールなのです。そして、仕組み化する部分は仕組み化し、それ以外のことに頭を使えるようにします。マニュアルはよくないという声を聞くことがあります。しかし、マニュアルそのものが良くないわけではなく、使い方が悪いのです。状況が変化しているにもかかわらず、マニュアルどおりに仕事をしていたら成果は残せません。

● 「時間の価値を知っている人間こそが事業の成功者たりうるのである。」藤田田『勝てば官軍』

● 「人間が変わる方法は3つしかない。1つは時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。」大前研一『時間とムダの科学』

● 時間がないから成果が上がらないのではない。時間があるから成果が上がらない。

● 「現代は好意や情報を絶え間なく分かち合い、人と人とのつながりを通じてみんなが得をする時代なのだ。」キース・フェラッジ『一生モノの人脈力』

● 「「“熱”のある場所に自らを持っていく」ことである。それは急成長している会社かもしれないし、何かの目標に向かって勉強している人達が集まる学校のようなところかもしれない。“熱”は伝導するものだから、“熱”のある場所に行くようにすれば、そこから“熱”をもらってくることができるものなのだ。」田中和彦『あなたが年収1000万円を稼げない理由』

● 人脈をつくるうえでの基本は、相手にコントリビューション(貢献)することです。興味のある人にアプローチする際、もしコントリビューションできるものがなければ、そのときはアプローチせず、何かができそうなタイミングで行うとよいでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2009年7月18日
読了日 : 2009年7月18日
本棚登録日 : 2009年7月18日

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