依存症の正体を非常に平易な文章で解説している。おそらく特別な知識がなくても理解できるだろうと思う。
依存症については多少知っているつもりだったが、本書で初めて目にする情報も多く、特に依存症者の家族の観察から社会学的な視点に論を発展させていく手法には驚かされた。
ルポルタージュのようでありながら著者の経験を時系列的に語ることで、読み進めれば自然と著者の思考の足跡を辿れるようになっている。
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- 感想投稿日 : 2011年12月28日
- 読了日 : 2011年12月28日
- 本棚登録日 : 2011年12月28日
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