「週末をやりたいことにつぎ込むためほとんど無償で仕事をさせてもらった…」云々の件がどこかで見た記憶がある。この本一度読んだことあったのにまた買ってしまったのか…?それかしっかり立ち読みしていたかだ…。(独り言)
さて、
タイトルのままやらされ感から脱出する方法が乗っている。
独立を促すばかりの内容ではなく。
今の仕事場にいながらでもやらされ感を緩和する具体的提案もある。なので平易に読み進められるし、幾つかの方法を実践してみようと思うし、読むだけで提示される自由感覚に心がふわっと軽くなる心地を味わえる。
しかしお金と自分をめぐる現実の仕組みを理解し始めると、自分のやらされ感をその場しのぎで誤魔化すだけでは意味がないことが分かってくる。
「やらされ感」を「命と時間を自分でも知り合いでもない誰かのために使われている」とまで考え詰めると、
この本をより真剣に受け止めらるようになると思う。
自由であるとはただ時間が無限にあって好き勝手出来るということではなくて、もっと自分の命(作品)を手塩に掛けて育てることが出来るということだ。
もっと自分の命に価値を見出してよいと個人的には思えた。(ここまで無駄に重い内容ではない)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生き方・考え方
- 感想投稿日 : 2012年12月30日
- 読了日 : 2012年12月30日
- 本棚登録日 : 2012年12月30日
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