・私の感情は、人を愛した時にしか、動かないんだから。
・この世を生き抜く、ということは、地獄を生き抜く、ということだわ。あまりにひどい呪いは、価値体系の逆転を引き起こすのよ。
・人間って、器用な生き物で、ある程度以上の強烈な記憶は、忘れてしまえるのよ。そうしなければ、生きてゆけないから。
・世の中で、一体何が愛情で、一体どれが憎しみなのか、もうすでにあたしには判らないように・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2011年7月27日
- 読了日 : 2005年8月18日
- 本棚登録日 : 2011年7月27日
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