ユーモアは老いと死の妙薬

  • 講談社 (1995年11月22日発売)
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感想 : 10

・真に自分を愛せない人に、他人を愛することなど、到底不可能だろう。
・「人は何歳になっても、単に高齢者と総称してはならない。一人一人違う個性を持つ独自の存在であり、老いは人生の道程の1つにすぎないのだから」
・自然と人間、人間と人間の出会いを通じて、私たちは人為を超える神秘と向き合うことができる。
・思い立ったら、すぐ実行しなければ、明日という日は、もうこないかもしれない。

・口に出すあいさつはもちろん大切だが、たとえ言葉は通じなくても、あるいはもう手足が動かず、口が利けないような状態になったとしても、人間は笑顔で周囲の人に感謝を伝え、心を通わせることができる。

・私たちは、誰もが同じ人間同士として、一歩先を行く先輩のために、なにかを「する」t量方法はなくても、最後までそばに「いる」看護によって、最もその人らしい人生の終わりを全うさせるkとができるのではないだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 福祉
感想投稿日 : 2011年7月29日
読了日 : 2005年12月16日
本棚登録日 : 2011年7月29日

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