シリーズ2作目。
1作目から1年後の話になってますが、今回は、レウリアの母の故郷であるツァーリアでのお話です。久しぶりに再開したジェラールは男っぷりがあがってていいです。いつの間にやら王太子になっています。
レウリアにちょっかい出しもくりのジェラールに、反発しながらも惹かれているレウリアですが、二人の間の関係は、前巻から変わらず。ジェラールは完全にレウリアを好きな感じなんで、レウリアがはっきり自覚しないと先に進めないんでしょうねぇ。
王女様の首にキスマークはやり過ぎ感がありますけど・・・。
最終的にはお城崩壊となり、今回はジェラール暗殺のとばっちりを受けた感じのレウリアですが、前回あんまり出てきていなかった魔術師とかレウリアの能力がちょっと出てきました。精霊にお願いして、風や水とかも自在に操れたら、確かにすごい。台風の進路とかも変えられそうです。
ツァーリアの王太子のリジンと親衛隊長のヨシュアという新キャラも出てきてますが、最後にキャラ設定が逆だったのには驚きました。
最初に出てきて、読む頃には忘れていた結婚話が次に出てきそうですね。
ヨシュアさん、黒髪で好きな顔ですが、性格的には俺様ジェラールの方が好きです。レウリアには受けがよくないですけど・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
角川ビーンズ文庫
- 感想投稿日 : 2011年1月8日
- 読了日 : 2010年11月3日
- 本棚登録日 : 2010年11月3日
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