小田菜摘さんの新作だったんで楽しみにしてたんですが、ヒロインのマリアンジェラの性格にあんまり好感もてなかったのと、ヒーローのレオナルドもマリアンジェラへの気持ちがよく分からなくて、ちょっとがっかりしました。
なんだろう、マリアンジェラに諦めムードが漂いすぎるからかなぁ。。。
確かに彼女の生い立ちを考えればそうなるのも仕方ないとは思いますけど、もうちょっと前向きな性格の子の方が好きです。
これはたぶん続くのだと思いますけど、レオナルドがマリアンジェラを愛するようになって、マリアンジェラの兄のアルフォンソとの対立が政治的、商業的なものではなく、愛情部分で対立するようになれば、ちょっとは違ってくるのかもしれません。私的にはこの巻はもやもやして終わりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コバルト文庫
- 感想投稿日 : 2013年11月30日
- 読了日 : 2013年11月30日
- 本棚登録日 : 2013年10月4日
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