婚約者の引継ぎ書 (小学館ルルル文庫 さ 1-4)

著者 :
  • 小学館 (2012年12月26日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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父の借金の代わりに大富豪のバートと婚約したクレアは、自力で借金を返済し、婚約を解消。次の婚約者の元に行くというバートに連れられて、旅に出るってお話でしたけど、普通に婚約者に行くだけの話じゃなくて、クレアの能力や陰謀なども入って、予想外な展開に終わって、おもしろかったです。

元々クレアがバートと婚約したのも、バートがうっかり両親に漏らした一言からでしたが、バートがクレアのためを思って、無茶ばっかりしてたってのが分かったり、序盤はちょっと足りない子?って思えたバートが意外とやればできる子で、後半はイラストに合った性格になってきました。

バートもクレアも最終的には、組織に入ってましたけど、ここで終わるのはちょっともったいないかなぁ。組織の中でのお話とか、ミュリエルとの話とかの続きが読みたいなって思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2013年1月8日
読了日 : 2013年1月8日
本棚登録日 : 2012年12月4日

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