(日本語日本文学科4年 小川さんより)
『冷静と情熱のあいだ』に代表されるように、情熱的な恋愛を描くイメージのある辻仁成。なんだか、男性の恋愛小説家の作品ってむず痒い感じがして、今まで読まず嫌いをしておりました。
しかし或る日、ふと思い立って古本屋で手に取ったのがこの『愛をください』です。ネタバレになるので内容は割愛させて頂きますが、一組の男女の手紙のやり取りによって話が進行していきます。これが泣ける、泣ける、泣ける!
家族愛に、親子愛・・・と愛にはいろいろな形があると思いますがこの二人の間には・・・。とにかく泣ける、というのは保証します。
最近、ストレス解消に“涙活”なるものが流行っているようですが、涙活のお伴にいかがでしょうか。
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聖心生によるオススメ本リレー
- 感想投稿日 : 2015年8月3日
- 本棚登録日 : 2015年8月3日
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