大鷲の誓い デルフィニア外伝 (C・NOVELS Fantasia)

  • 中央公論新社 (2006年3月24日発売)
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感想 : 93
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 最初、登場人物が誰が誰だかわからなかったけれど、途中から、納得しました。
 バルロとナシアスの出会いと、若き日の物語。

 バルロが生意気で、ナシアスはナシアスで貴族の生まれなどではないので、常識がお互いにまったく違っていて、かみ合わない状況だったけれど、ナシアスがバルロを認め、バルロはナシアスを認める。
 そして、バルロにはもう一人、子供が増える。

 リィはまったく出てこないけれど、それでもやっぱり話の中心にいるのはリィで。
 いないことをみんなが残念がっていて、その後のコーラルも少しだけ描かれていて、満足のいく外伝でした。

 出産ラッシュなのはとてもいいことだし、この子たちが大きくなったとき、どんな風に育っているのか、そこまで含めて楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2018年2月15日
読了日 : 2018年2月15日
本棚登録日 : 2018年2月15日

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