友原真幸と嘉威雅将は、学生時代に真幸から告白したのをきっかけに、くっついては別れ、別れてはくっついての恋人関係を続けていた。
その全ての別れの原因は、新たな告白を受けた嘉威が真幸を振るというもの。
けれどついに、真幸から嘉威に対して決定的な別れを告げる。
自宅も引き払い、別の地で新たな生活を送っていた真幸だったが、それから5年後再び、東京に戻ってくると別人のように真面目になった嘉威がいて……
という話でした。
ここからはネタバレなのですが。
その生まれ変わったように真面目になった嘉威をまた真幸が好きになる、というのが今回のこの物語のテーマ……。
ですが、個人的にはそんなに別人に慣れてないし、不真面目な人が真面目になったところで、取り繕ってる感が消えないよね……というのが正直な感想でした。
物語の本筋は好きなですが、「別人感を出そう出そう」とするあまりに、「そうでもなくない?」と思ってしまった私が置いていかれてしまった感じでした。
もうちょっと「演じてたんだバレた?」っていうやっぱり感があった方が私の好みかなあ……って思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(BL)
- 感想投稿日 : 2019年5月5日
- 読了日 : 2019年5月5日
- 本棚登録日 : 2019年5月5日
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