ミントのクチビル―ハシレ― (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2011年5月18日発売)
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感想 : 32
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 初恋の人に初めてを捧げて幸せいっぱい! のはずの桜哉は、翌日目覚めたその人に心ない言葉を浴びせかけられる。突然のことに傷つく桜哉をかばってくれたのは、その瞬間まで徳井の恋人だった小島邦海。
 目の前で繰り広げられる修羅場に呆然とする桜哉に邦海は
「せっかくだから、おまえの代わりに、このかわいい子とつきあってやる」
 と言ってキスをしてきた。
 翌日、改めて告白されて口説かれるうちにだんだん桜哉も邦海のことが気になり始めて……

 という入り口だったんですけど。
 出会いも大変だったけど、ここから先がまた大変。
 桜哉はいたって普通の夢見る男の子だけど、話がどんどん大きくなってきて「横領」「借金」「拉致」……と物騒な状況になってくる。
 まあ飛び交っている単語は物騒だけど、基本的には桜哉は夢見がちオトメなので、ちょっとズレたところで懊悩して暴走してトラブルに巻き込まれてしまった……というのもあるのですが。

 話すって大事ですよね。

 天然な姫とゲロ甘腹黒王子とのちょっと物騒な恋愛話を読みたい方にはオススメします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(BL)
感想投稿日 : 2023年11月5日
読了日 : 2023年11月5日
本棚登録日 : 2023年11月5日

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