私立聖鵬学園高等部二年A組の藍川奏には、クラスメイトに隠している秘密があった。
それは、叔父の経営する芸能プロダクションで、男同士のAVのアイドルとして活躍していることだ。
実は奏は、中学のときに無理やりレイプされた過去があり、それを乗り越えるために選んだ手段がAVで男優をしている男に抱かれること、だったのだ。
そのおかげで元気になり、今ではその流れでデビューしてしまったのだが、AVの仕事も楽しんでやっている。
けれど、心の中にぽっかりと開いた空白は埋まらない。
そんな奏の気になる相手は……?
という話でした。
設定だけ見ても、大分ぶっ飛んでるのがよくわかる。
いやいや高校生、しかも二年生がAVなんか出たら、とっつかまるよ、いろんなところに!!
って主張したいし。
化粧してるとはいえ、いくらなんでもそこまで雰囲気変わらないだろうから、バレたら大変なんじゃ……? とか。
この情報化社会なめんなよ! どっからでもバレるから!! とか。
いろいろ言いたいことはいっぱいあるんですけど……
まぁ、フィクションだしね……
というところに結論としては落としておくしかないですよね。
なんにせよちょっとびっくりしました。
おまけに、ラストはちゃんと奏の想い人とラブラブになるんですが。
相手も奏のAV出演には賛成で、これからもAVを続けていくのと、同時に恋人ともラブラブ……って。
私にはない選択肢だなー……と思いながらも。
本人たちがいいならそれでえ構わないですよね。うん。
- 感想投稿日 : 2012年7月18日
- 読了日 : 2012年7月18日
- 本棚登録日 : 2012年7月18日
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