僕がCDを出したら

アーティスト : KANA-BOON 
  • HIP LAND MUSIC (2013年4月23日発売)
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本棚登録 : 109
感想 : 13
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 知り合いがオススメしてくれたので、どんな音楽なんだろうか……? と思って聞いてみた。たまたま近所のレンタルショップにあったしね。

 とりあえず、聴いた感想としては、アルバムのタイトルがタイトルなんで、「僕がCDを出したら」というだから、それはそれでいいのかもしれないけど、毎回こういうアルバム出してるんだとしたら、ちょっとこの人達ドン引きかも……という雰囲気。

 コンセプトどおりというべきなのかどうか、わからないんですが、CDを出す前の音楽を目指して頑張っている少年が、元彼女向けに、歌詞を書いているようなところがいっぱいあって、CD屋に行って「CDを見つけて泣くんだ」とか、ライヴにきて、「ライヴでこっそり泣くんだ」とか……。

 いや、あのそれは体のいい妄想なんじゃないですか……? って聞きたくなるよね。
 これがこういうテーマのアルバムだから、こういう曲を作っているんだったら、全然構わないんですが、普段からこのノリです! っていうんだったらそれはそれでいいんですが、そうじゃなかったら大分引くかも。
 これって、この女の人が妄想上の誰かではないとしたら、完全にその人のために書いている曲で、私らにはまったく関係のない話になっちゃうよねー……って思う。
 そしたら、そういう音楽は「身内でやれよ」って思ってしまうので、ぶっちゃけ、あんまり面白くないなあ……だって、ミュージシャンが元彼氏にいた女の人なんて、日本の中にそんなに多くはないと思うんですよね。
 そしたら、共感してくれる人はわずかってことは、それだけマーケットが狭まるってことだから……って考えてってところまで考えて、何を考えてるんだろう……私ってなりました。
 よそ様のマーケットの心配している場合じゃないですよねえ。

 ただ、最初に聴いた時には、BUMP系のロマンチストなのかなあ……って思ったんですけど、その想像を超えてました。

 でも、これがいつもこの調子なのか、この一枚だけがそういうコンセプトアルバムだったのか、確認してみる必要はあるなあ……と思うので、まだもうちょっと聞いてみたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: CD
感想投稿日 : 2014年12月28日
読了日 : 2014年12月24日
本棚登録日 : 2014年12月28日

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