知り合いがオススメしてくれたので、どんな音楽なんだろうか……? と思って聞いてみた。たまたま近所のレンタルショップにあったしね。
とりあえず、聴いた感想としては、アルバムのタイトルがタイトルなんで、「僕がCDを出したら」というだから、それはそれでいいのかもしれないけど、毎回こういうアルバム出してるんだとしたら、ちょっとこの人達ドン引きかも……という雰囲気。
コンセプトどおりというべきなのかどうか、わからないんですが、CDを出す前の音楽を目指して頑張っている少年が、元彼女向けに、歌詞を書いているようなところがいっぱいあって、CD屋に行って「CDを見つけて泣くんだ」とか、ライヴにきて、「ライヴでこっそり泣くんだ」とか……。
いや、あのそれは体のいい妄想なんじゃないですか……? って聞きたくなるよね。
これがこういうテーマのアルバムだから、こういう曲を作っているんだったら、全然構わないんですが、普段からこのノリです! っていうんだったらそれはそれでいいんですが、そうじゃなかったら大分引くかも。
これって、この女の人が妄想上の誰かではないとしたら、完全にその人のために書いている曲で、私らにはまったく関係のない話になっちゃうよねー……って思う。
そしたら、そういう音楽は「身内でやれよ」って思ってしまうので、ぶっちゃけ、あんまり面白くないなあ……だって、ミュージシャンが元彼氏にいた女の人なんて、日本の中にそんなに多くはないと思うんですよね。
そしたら、共感してくれる人はわずかってことは、それだけマーケットが狭まるってことだから……って考えてってところまで考えて、何を考えてるんだろう……私ってなりました。
よそ様のマーケットの心配している場合じゃないですよねえ。
ただ、最初に聴いた時には、BUMP系のロマンチストなのかなあ……って思ったんですけど、その想像を超えてました。
でも、これがいつもこの調子なのか、この一枚だけがそういうコンセプトアルバムだったのか、確認してみる必要はあるなあ……と思うので、まだもうちょっと聞いてみたいと思います。
- 感想投稿日 : 2014年12月28日
- 読了日 : 2014年12月24日
- 本棚登録日 : 2014年12月28日
みんなの感想をみる