17歳のソーシャル・ワーク: 学校潜入調査

著者 :
  • hirokey (2016年12月22日発売)
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本棚登録 : 13
感想 : 3
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学校内の問題を解決する【ソーシャル・ワーカー】の事件簿。短編集。
「Peeping Tom / 校内で発生した盗撮事件の犯人探し」 「Toxic and Hazardous / クラス全員の異常な成績向上の謎」 「Boy meets... / 坊っちゃんが引きこもりになった理由」 の三編を収録。

ワタクシ自身がソーシャル・ワークを学ぶ学生でソーシャル・ワーカーを目指しているので、タイトルに惹かれて。本書の内容からしたらスクールソーシャル・ワーカーになるのかな?
恐らく厳密にはSW(ソーシャル・ワーク)てこういうことではないと思うのだけど、違った視点で見たら事件解決を目指すのはSWなんだなと納得した。スグルたちのやり方はドラマ化されてはいるが、SWのものとあまり変わらない。探偵物と毛色が違うのはこの部分なのかなー。

福祉の専門として、これがSWと言われたらちょっと困るけれど、ミステリがSWになりうると発見できた本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2017年1月3日
読了日 : 2017年1月3日
本棚登録日 : 2017年1月3日

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