交渉人は愛される (SHYノベルス)

著者 :
  • 大洋図書 (2011年7月29日発売)
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交渉人シリーズが一区切りした。芽吹の一人称で進む話は、所々に垣間見える兵頭の愛情に泣けてくる。煙草を控えたり、トワレを替えたりは勿論のこと。一度壊れかけた関係だからこそ…言葉や仕草に見え隠れすることが愛おしい。芽吹にいたっては、自覚が自信に変わり兵頭を欲している。なのに!まだ関わってくるのかよー鵜沢め。ただの当て馬だと思ってたのにキーパーソンだったとは…。
今回ゲストの桃子のキャラがいい感じ。流石のテツでも芽吹にせまるとは思わなかっただろうね。あとみんなプライバシーって知ってるのかな?って位、情報仕入れすぎ 笑

兵頭が撃たれてから、芽吹が座木と交渉し終わるまでの緊張感がやばかった。芽吹の自己犠牲精神はもう恐いくらい…全部わかってて、自分を捨てれるってすごい。ほんとに生きててくれてよかったよ。兵頭までいなくなったら、今度こそ芽吹は自分の闇に勝てなかっただろうから。。

退院してからの2人は正にダメ夫と口煩い嫁w 些細なケンカとはいえ、ワガママが言えてる証拠。惚気にしか聞こえない(°∀°)♡最後の教会での2人の姿は、もう男同士とか関係なくて。2人で一つのような幸せな姿でした。完結はして欲しくないけど、大満足で号泣です。この作品に出会えてよかった。

でも牛乳パックは勘弁してください 笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノベルズ
感想投稿日 : 2015年1月25日
読了日 : 2015年1月25日
本棚登録日 : 2015年1月25日

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