交渉人シリーズが一区切りした。芽吹の一人称で進む話は、所々に垣間見える兵頭の愛情に泣けてくる。煙草を控えたり、トワレを替えたりは勿論のこと。一度壊れかけた関係だからこそ…言葉や仕草に見え隠れすることが愛おしい。芽吹にいたっては、自覚が自信に変わり兵頭を欲している。なのに!まだ関わってくるのかよー鵜沢め。ただの当て馬だと思ってたのにキーパーソンだったとは…。
今回ゲストの桃子のキャラがいい感じ。流石のテツでも芽吹にせまるとは思わなかっただろうね。あとみんなプライバシーって知ってるのかな?って位、情報仕入れすぎ 笑
兵頭が撃たれてから、芽吹が座木と交渉し終わるまでの緊張感がやばかった。芽吹の自己犠牲精神はもう恐いくらい…全部わかってて、自分を捨てれるってすごい。ほんとに生きててくれてよかったよ。兵頭までいなくなったら、今度こそ芽吹は自分の闇に勝てなかっただろうから。。
退院してからの2人は正にダメ夫と口煩い嫁w 些細なケンカとはいえ、ワガママが言えてる証拠。惚気にしか聞こえない(°∀°)♡最後の教会での2人の姿は、もう男同士とか関係なくて。2人で一つのような幸せな姿でした。完結はして欲しくないけど、大満足で号泣です。この作品に出会えてよかった。
でも牛乳パックは勘弁してください 笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノベルズ
- 感想投稿日 : 2015年1月25日
- 読了日 : 2015年1月25日
- 本棚登録日 : 2015年1月25日
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