レプリカントが
生きたい、
と強く思うのは人間と同じで.
人間とレプリカントの境界はどこにあるんだろう. 生きることも死ぬことも認識しているレプリカントは動物だったら人間に属するはずなのに、テクノロジーだから人間からは排除されてしまう. カズオ・イシグロの本ではクローンの視点で描かれていたけど、人間の代替として生産されたものに、代替としての存在以上の個性が確立されたとき、システムは崩壊するし倫理も崩れてしまう
SFだけど、テクノロジーよりも肉体を使ったような演出が良かったです. レプリカントと人間の距離感が絶妙でした
読書状況:読み終わった
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cos
- 感想投稿日 : 2015年4月29日
- 読了日 : 2015年4月29日
- 本棚登録日 : 2015年4月29日
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