スパコンの京(けい)であるとか、STAP細胞であるとか。その程度しか認識がなかったのが本当に申し訳なく思います。
450の研究室、3500人の第一線の研究者を有し、100年の歴史を持つわが国最大で最高峰と呼んでも過言ではない理化学研究所のキーマンにノンフィクション作家の山根一眞さんがインタビューする形で書かれている一冊です。
ひと時の過ちであったとは言えど、よくもまぁ、政治力でこういう研究機関の規模縮小なんて愚策を行おうとしたもんだよなぁと当時のアレな人々に改めてあきれてしまいます。
付箋は16枚付きました。
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- 感想投稿日 : 2017年6月11日
- 読了日 : 2017年6月11日
- 本棚登録日 : 2017年4月8日
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