深く引き込まれる作品ばかり紹介されているというわけではありませんが、蔵書に加えておきたい一冊であることは間違いありません。
私が魅かれた作品は次の三つ。
降職を決めたる経緯ありのままに声励まして刻みつつ言ふ 篠弘
神田川の潮ひくころは自転車が泥のなかより半身を出す 大島史洋
胸ふかくつちかひし花くるひ咲きつひに阿るすべさへしらず 坪野哲久
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短歌関連の書籍
- 感想投稿日 : 2015年9月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年9月19日
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