おそらく、誰もが少しは把握していながらそこまで気にしていないこと(?)。もちろん、チョコレートに限らないことだし今に限った話でもない。でも悲しい現実。
普段何気なく食べているものの市場やサプライチェーンがどうなっているのか。本書は子供には少し不向きなのかもしれないけど、年齢問わず広く認知されるべき事柄なんだろうと思ったりする。じゃないとこれらの問題が解決されるキッカケすら生まれないわけだし。
サプライチェーンやCSRなどの用語で検索すると、関連する企業の取り組みは見られるし、それらを課題とする企業が多いことも窺うことができる。なので、例えば“「チョコレートがあなたに届くまで」サプライチェーン・ルポルタージュ | 伊藤忠商事株式会社”なども本書とあわせて読むと、より理解が深まるのかなと感じた。
気のせいか後半部分(残り100ページぐらい?)はやや読みづらかったような。いや、理解できないというわけではないのだけど、どうも文章が途切れ加減になるというか、前半に比べて和訳の流れに違和感を感じた。ひとつの事柄を説明するために、まず先に、その前置きから矢鱈詳細に述べていることもそう感じた要因なのかもしれない。
(過去の読書記録登録のため評価なし)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2019年1月20日
- 読了日 : 2012年6月9日
- 本棚登録日 : 2019年1月20日
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