ダイナー (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社 (2012年10月5日発売)
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本棚登録 : 3826
感想 : 443
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少し冒頭だけ読んで、買うつもりはなかったのに忘れられなくなって結局買った本。私の一番苦手な「グロい」表現だらけで読んでる途中、喉が焼けそうになった。なんか暗闇で急に後ろが怖くなったりした。
そしてそういう「グロい」表現のすべては「死」から皮を一枚めくったところにあるものだから、読後、生と死のうち、「死の極」の方に意識がふれたりしそうだけど、「DINER」は時々出てくる究極の食事描写を交えることによってきちんと「生」を失わなかったから、私は気力を保ててなんとか明日からも生きられそう。
一体どうやって書いたんだ!と思うくらい終始文章から緊張と圧力を感じた。全然泣かせる小説って感じではないけど読み終わってすぐ、ちょっとだけ泣きました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年9月1日
読了日 : 2016年9月1日
本棚登録日 : 2016年9月1日

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