信長の妹、お市の方の立場から書かれた小説。
柴田勝家、浅井長政の妻として毅然と振る舞うお市の姿を見るにつけ、この時代は女の人も戦っていたのだなと思う。
柴田勝家との自らの体を焦がさんばかりの純情が、見ていて清々しい。
苛烈な兄、信長にも気後れすることなく、自分の立場や気持ちを表明できるお市の生涯には相当共感できた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史もの
- 感想投稿日 : 2009年1月2日
- 読了日 : 2009年1月2日
- 本棚登録日 : 2009年1月2日
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