今回の池田あきこさん姉妹のスケッチ紀行は、これまでに読んだイアタリア篇やモロッコ篇に比べるとなんだか真剣な面持ちだ。イギリスの田舎(とりわけコーンウオールなどは)やアイルランドは、ワチフィールドの故郷感が強く漂うからだろうか。スケッチのタッチも、後で写真から起こしたのではなく現地で画いた感が強い。9月から10月にかけての旅のようだが、この地方の風景はなんだか寒そうだ。よく言えば、空気感が透明ということだろうか。アイルランドの農家B&Bに泊ったり、小さな街のパブを巡るのは他では得られない楽しみだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
☆紀行・文化/ ヨーロッパ
- 感想投稿日 : 2013年10月26日
- 読了日 : 2013年10月26日
- 本棚登録日 : 2013年10月26日
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