こんなに夢中で本を読んだの久しぶり。
文句なしに面白かった。
恩田さんに最初に出会ったころは運命の人かと思うくらい夢中になって、付き合いが長くなってくると裏切られることも数知れず・・・。
そんな恩田さんと私の付き合いだけど、やっぱりついて来て良かった。
ありがとう、そして直木賞おめでとう。
「音楽を広いところに連れ出す」
これがこの本の大きなテーマ。
でもね、この本を読みながら恩田さんは私を私の狭い世界から広い世界へと連れ出してくれた。
500ページの上下段組み。
あまりの長さに最初はひるんだけど、最後はもう終わっちゃうの?って淋しくなっちゃった。
もっともっとこの世界に浸っていたかった。
最後に☆5つつけたのもう1年以上前の話。
読んでも読んでもこれだ!って言う本に出会えなくて。
最近は本を読むことも億劫になっていたけれど。
この本を読んでいる最中は、まるで亜夜がピアノ演奏中に感じるような多幸感に包まれた気分になった。
やっぱり読書はいいね!改めて再認識です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恩田陸
- 感想投稿日 : 2017年2月2日
- 読了日 : 2017年2月2日
- 本棚登録日 : 2017年2月2日
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コメント 2件
円軌道の外さんのコメント
2018/01/20
vilureefさんのコメント
2018/01/30