これ好きだなー。うん、相当よかったよ。
ドラマ化したらどんなに面白いだろうって読みながらキャスティングしてみたり(笑)
他の人のレビューイマイチみたいだけど私はこの手の井上作品が大好き。軽妙洒脱な文章と憎めない面々と美味しそうな料理。もう最高じゃない!
イケメンで女の子に優しいイタリアンのシェフがいたら私だって毎日通いたいわ。そこに通うお客さんがみーんな彼と関係をもってるなんて考えただけでも笑っちゃう。
井上さんの作品に出てくるダメな男、ダメな女って不思議と憎めないのよね。愛すべきダメンズ達。
出来ることならシェフの杏二が初子ちゃんあたりとハッピーエンドで終わってくれればもっと良かったかな。
最後のオチはちょっと淋しすぎるじゃないの。
続編が出るといいのに。その後の杏二も気になるし、お父さんにももっと登場してほしかったから。
「キャベツ炒めに捧ぐ」が好きな人は気に入るのではないか・・・、と思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
井上荒野
- 感想投稿日 : 2015年7月6日
- 読了日 : 2015年7月5日
- 本棚登録日 : 2015年7月6日
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