ツナグ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年8月27日発売)
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本棚登録 : 27224
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映画化されるのをきっかけに知った「ツナグ」。
あり得ない再会の話であっても、読み手それぞれに会いたい人を想像させてくれるパワーを感じた。
特に、がんで母親を亡くした息子のお話は、まるで自分のことのように気持ちが重なってしまった。
読了後、もしも私が会いたい人に会えたなら、きっとこれまでどおりに変わりなくさりげなく会えるだろうと言う気持ちにさせてくれた。
喪失感を強めると思われるとは、私自身が思わなかったのでふとしたきっかけで今のタイミングで本書に出会えて、本当に良い巡り会いになれたと思ってる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 著者 タ行
感想投稿日 : 2012年10月13日
読了日 : 2012年10月13日
本棚登録日 : 2012年10月7日

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