映画化されるのをきっかけに知った「ツナグ」。
あり得ない再会の話であっても、読み手それぞれに会いたい人を想像させてくれるパワーを感じた。
特に、がんで母親を亡くした息子のお話は、まるで自分のことのように気持ちが重なってしまった。
読了後、もしも私が会いたい人に会えたなら、きっとこれまでどおりに変わりなくさりげなく会えるだろうと言う気持ちにさせてくれた。
喪失感を強めると思われるとは、私自身が思わなかったのでふとしたきっかけで今のタイミングで本書に出会えて、本当に良い巡り会いになれたと思ってる。
読書状況:読み終わった
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著者 タ行
- 感想投稿日 : 2012年10月13日
- 読了日 : 2012年10月13日
- 本棚登録日 : 2012年10月7日
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