久々のエマノンシリーズ。今回も一気に読まないで、じっくり舐めるように熟読しました。
初っ端から「布川」の名前を見て、時間に弄ばれるヒカリは正に「親の因果が子に報い」という悲しい定め、時間の神様に逆らった者は末代まで祟られるのかなどと思いを馳せました。
エマノン・シリーズは静かに時間が過ぎていくのが心地よい。今日の爽やかな風を全身に受けると、すぐ隣にエマノンがいるかもしれないなどと思わず隣を見てしまう自分がそこにいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF小説
- 感想投稿日 : 2017年4月16日
- 読了日 : 2017年4月16日
- 本棚登録日 : 2017年4月16日
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