14番目の月とは、満月のひとつ前の月(=頂点の少し前)という意味らしい。
ユタカのダメっぷりとユウコの惹かれっぷりに終始する映画だけど、所々にメリハリが効いていて、沈黙で中だるみすることはあっても、見ていて退屈になることはなかった。
ラストでは、ユウコと同じく何か憂さ晴らした感情にさせてくれる。
これでもかって沈んだ後に、思いっきりジャンプする。
そういうイメージが浮かぶ。
当たって砕けろとまでは言わないが、少しぶつかってみる勇気があって初めて前に進むことができるときもある。
ユウコにとってのユタカへの言葉がそれ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
西島秀俊
- 感想投稿日 : 2012年3月10日
- 読了日 : 2011年9月12日
- 本棚登録日 : 2011年9月5日
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