何年かぶりでの再読。
スペンサー・シリーズの第五作目。
本作はスペンサーとホークが大暴れしますので、たくさんの死が描かれます。
わたしは先天的なヘタレの為、人がたくさん死ぬお話は、たとえそれが小説上の創作でも避けて通ります。
それではスペンサーのシリーズなど読めぬのではないかと謂われそうですが、不思議とこのシリーズだけは読めてしまうのです。
最後の章で、例によりスペンサーがスーザンと事件を総括します。
「今度の旅行中に、大勢の人が死んだわね」
「大量の血が流れた。多すぎる」
スペンサー自身が、或いは著者・パーカーさんが自省しています。
・・だから、わたしの様な者でも読んでいけるのではないかと、思ったりしています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ロバート・B・パーカー
- 感想投稿日 : 2012年6月6日
- 読了日 : 2012年6月6日
- 本棚登録日 : 2012年6月6日
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