やればできるんよ

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2005年3月11日発売)
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感想 : 8
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荒んだ高校のモラルをあるレベルまで引き上げた校長の奮闘記。
これを読むと、教師の怠慢さや、親の怠慢さ故に、子供が荒れる・・・という構図を思い知らされる。それと荒れる理由の一つに、あれる本人が、他人から認められないという思いが重なるのを見る。人間、社会性があるわけで、やはり社会や学校で本人を認めてあげる・・・そういう教育ができる土壌をつくるべきなのだろう。

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感想投稿日 : 2007年4月11日
本棚登録日 : 2007年4月11日

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コメント 1件

芳梅さんのコメント
2018/05/30

この著者について、当時の安西の卒業生から聞いた話によると、その生徒について「あんたがバカかどうかは私が決める」と言われたそうです。
また、問題を起こした生徒に対しては容赦なく退学を勧告。赴任2年目には意に沿わない教員及び安西校長先生を人事異動で飛ばしてます。
後年には私立広島音楽高校時代にパワハラで訴えられて、新聞記事にも載りました。
なので、本書はあくまで事実とは程遠い独創話としてお読みください。

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