フランスの優先教育地区の2校の幼稚園で行われた哲学プログラムの様子をまとめたDVD。
映っている子どもたちは4歳から哲学の授業を受け、卒園まで続けていった。
【形式】
ろうそくをつけた状態で、対話を行う。火をつけている間は哲学に集中し、消えたら終える。また、対話を通じて、問題解決を対話で進めていくスタンス。
参加者は自らの意見を主張し、そこに対し先生は内容を深める質問を行っていく(それってどういうこと?本当に?なぜ?)。
回を重ねるごとに、徐々に主導権を子どもにうつし、主張だけでなく相互に質問もしていけるようにする。
このプラグラムは授業はもちろんのこと、家庭の協力も得て、家庭で哲学的な対話を進めている。家庭からも哲学によって会話のジャンルが増え、話す時間が増えた事が言われている。
【問われているテーマ】
「哲学するとはなにか」
「友達とは何か、恋人とは何か」
「頭がいいってなに」
「死とはなにか」
「愛とはなにか」
「自由とはなにか」
こういったテーマをもとに、話しを広げている。
【哲学をやる意味】
・子どもが哲学をやる意味
子ども・・・与えられた課題に対し、純粋に思考する
大人・・・与えられた課題を考える意味を考えてしまい、課題に対して思考ができない
・疑問が増えるにつれて考える事が増す
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2012年10月16日
- 読了日 : 2012年10月16日
- 本棚登録日 : 2012年10月16日
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