こういう全然コメディーでない実話に基づく、コメディー映画って本当に面白い。勉強不足で実際の「アブスキャム事件」は知らなかったが十分楽しめた。まず何がいいって音楽が最高によく考えられてる。この場面でこれを出してくるかっていうのだけでも楽しめる。しかもロックもポップスもジャズも関係なくっていうのがすごくいい。スティーリー・ダンの「Dirty Works」やウィングスの「Live and Let Die」とかね。役者陣も本当に豪華。まずは市長カーマイン役のジェレミー・レナー。本当に存在感のある役者だ。クリスチャン・ベールとエイミー・アダムスはその後「バイス」で夫婦役になったねえ。ブラッドリー・クーパーのコメディアンぶりも良かったし、ジェニファー・ローレンスも難しい役を難無くこなしていた。詐欺っぷりも含めて面白い一本だった。
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カテゴリ:
映画(洋画)
- 感想投稿日 : 2020年5月30日
- 読了日 : 2020年5月30日
- 本棚登録日 : 2020年5月30日
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